2024年12月22日日曜日

有馬記念展望(予想)2024



予想


ドウデュースの衝撃から混乱状態を一通り抜けると、ただただ混戦が極まっている…。

前につけそうな馬は複数いるものの確たる逃げ馬はおらず、前半は落ち着いた入り方をしそうだが、中心となるはずだった馬の不在で各ジョッキーの目の色は変わるだろうし、後半部分では動きがありそうな気はする。

じっくりとした展開からの→ロングスパート。後半は2000m的な持続力勝負を想定するならば、大阪杯が1つの裏付けにはなる…かも。


◎ローシャムパーク
道中~上がりという脚の使い方で高いパフォーマンスを発揮している馬で、まさしくグランプリ型のイメージ。小回りのコーナーから→直線しっかりと迫って2着したBCターフも、その適性の延長線上にはありそう。
近走で気になるところで言えば、宝塚記念の5着も、(気性的な部分もあるにしろ)動く必要があったのか微妙…という展開で早仕掛けをして→直線が甘くなっただけ。
今回マーカンドJがどのように考えるのか?というのはあるが、馬群の中で無理なく進めれば、自然と浮上はしてきそうな雰囲気。ここは期待しておきたい。

○ベラジオオペラ
春はとにかく安定した強さを発揮して、持続力という方向性ではやはり上位の馬。
タイプ的には、これまでは(個人的に)中距離一貫というイメージを描いていたのだが、今回の馬体を見れば意外と長さを感じさせて、ひょっとするとこの距離の仕様に作り変えてきたのかも…という気もする。
ハイペースになるようなメンバーではないし、好位インからじっくり…という競馬であれば、押し通す可能性もあって良さそう。注目してみたい。

▲プログノーシス
ジワジワと脚を使う中で→しっかりと伸び切る…ということが出来る馬で、春は金鯱賞、QE2と、その実力を存分に発揮した格好。それらで示したパフォーマンスで考えれば、ここでも当然上位に扱える。
今回はこれまで経験してきたレースと比べると一気に距離が長くなるが、前半さえ上手く受け流せれば、後半の持続力勝負で優位に立てる可能性もある。面白そうではある。

注ジャスティンパレス
天皇賞秋&ジャパンCは、この馬にとっては上がりに寄り過ぎの展開だったが、それでも最後はしっかりと詰めていて、やはり実力のあるところを感じさせた。
このレースでは昨年4着。タイトなコーナリングというところでは少し不安があり、もっと広いコースの方が力は出しやすいと思うが、近2走と比べればさすがにもっと体力が問われるであろうここで、前進を示す可能性は当然あるはず。やはり注目したい。

△アーバンシック
菊花賞は、展開が激しくなる前にジワっと押し上げつつ、後半は目標を交わすだけ…という競馬をしての勝利。鞍上の上手さはあったが、自身が踏んだ水準も高くなっているし、地の強さは十分に感じさせた。
数字的な裏付けでは現状古馬に対しては少し分が悪く、評価はここまでだが、セントライト記念のようにロスなく&じっくりと進める形なら、可能性はありそう。当然注目。

△スタニングローズ
エリザベス女王杯は、ある程度積極的な競馬をしつつ→しっかりと押し通しての勝利。横綱相撲のようなイメージではあったし、改めてその実力を示した。
牡馬の中に入ると、どうしても裏付け面では負けてしまうところがあるし、内枠なら…という部分でも、評価としては結局ここまでだが、持続方向のタイプではあり、今の中山ならば面白そうな存在には見える。注目はしておきたい。

△スターズオンアース
ここでは昨年2着。その時は大外枠から脚を使って好位インを取り切って→直線もドウデュースとしっかりと競り合いを演じた内容。他のレースも含め、力は当然上位の馬。
ドバイ以来のジャパンCでは7着。昨年は3着だったことを考えれば、結果が物足りないのは確かだが、スローで負けたのか、状態で負けたのか、という判断ができない…。
前者なら頭まで。後者なら……という扱いで。厄介。



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