- ゆったりした流れからの→ロングスパートという展開。
- 高い持続力が問われた。
有馬記念結果
1 | レガレイラ | 2.31.8 | 34.9 | 06-05-05-03 |
2 | シャフリヤール | 2.31.8 | 35.0 | 10-09-05-05 |
3 | ダノンデサイル | 2.32.0 | 35.4 | 01-01-01-01 |
4 | ベラジオオペラ | 2.32.1 | 35.5 | 02-02-02-02 |
5 | ジャスティンパレス | 2.32.3 | 35.1 | 09-09-11-10 |
6 | アーバンシック | 2.32.3 | 35.1 | 07-08-11-08 |
7 | ローシャムパーク | 2.32.3 | 35.2 | 12-11-09-08 |
天候:晴 芝:良
上り4F:46.6 3F:35.2
6.8-11.7-12.9-12.4-12.4-13.3-12.4-12.0-11.3-11.4-11.6-11.5-12.1
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、落ち着いた入り方をして前半はゆったりとした流れ。その後1~2コーナーからペースアップして、向こう正面の半ばでピークを迎えつつ→後半は長い脚を使う形。
今回の特徴は、やはり前半の遅さ。
前週に引き続き総合演出・横山典Jがペースを支配して、完全な後半勝負になった。
そして後半部分では、早い段階からトップスピードに到達するロングスパートの形になり、適性的には当然、高い持続力が問われた。
脚質的には、後半型の持続勝負というところで、勝負所で押し上げることの難しさがあったため、基本的にはある程度流れに乗った馬ということになるし、その中でもロスなく進めることが重要だったと言えそう。
この先に向けては、この展開なので適性面での1つの裏付け…という扱いにはなるが、実力は今さら言うまでもないという馬たちだし、当然その活躍には期待ができそう。コース取りなどでの細かい上げ下げを考えつつ、しっかりと注目していきたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
レガレイラ
抜群のスタートという訳ではなかったものの、内の馬が先手を取りにいったことによって空いたスペースを(意識的に)しっかりと確保して、流れに乗りつつ&極力ロスなく進める形から→しっかりと押し通しての勝利。鞍上の好騎乗だった。
もちろん馬自身も、最後はシャフリヤールに外から押されながらもキッチリと抑え込んでいて、力は十分に示したし、立ち回る競馬ができたことも大いに収穫にはなった。
この先は、前半からもっと脚を使わされる展開で同じことができるか?というのが課題になりそうだが、それをクリア出来るのなら、さらなる活躍を見せる可能性も十分。
しっかりと注目していきたい。
シャフリヤール
中団の外から徐々にポジションを上げつつ→直線でしっかりと迫っての2着。他の上位馬がロスの少ないコース取りをしていたのに対して、この馬は終始外からという形で、その内容を考えれば(今回は)頭1つ上と言ってもいいくらいのパフォーマンスだった。
(後付けで)思えばこの馬のダービー勝利時のラップは
12.2-10.6-12.2-13.0-12.3-12.4-12.8-11.7-11.4-11.5-10.8-11.6
という後半で11秒台を刻み続けるような展開で(10秒台もあるが)、今回とも適性的なつながりを感じさせるし、その点では近年エフフォーリア、イクイノックス、ドウデュースと、ダービー連対馬がここで活躍していることも含め、今後の糧にしたいところ。
ともかくこれで引退とのこと。適性面のバランスが良く、ディープの後継種牡馬としても大いに活躍が期待できそうだし、その産駒を楽しみに待ちたい。
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