- ある程度引っ張られる形から、一旦溜めつつ→徐々に加速していく展開。
- 一定の持久力&末脚の持続力が問われた。
チャンピオンズC結果
1 | レモンポップ | 1.50.1 | 36.9 | 02-01-01-01 |
2 | ウィルソンテソーロ | 1.50.1 | 36.2 | 11-08-11-10 |
3 | ドゥラエレーデ | 1.50.4 | 36.4 | 13-11-13-10 |
4 | ハギノアレグリアス | 1.50.5 | 36.7 | 07-05-11-08 |
5 | ペプチドナイル | 1.50.5 | 37.1 | 03-03-02-02 |
天候:晴 ダート:良
上り4F:49.3 3F:36.9
前半1000m:60.8
12.6-11.0-12.4-12.2-12.6-12.4-12.2-12.0-12.7
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、平均的な入り方をしつつも、前半はなかなかスピードが落ちない展開。その分道中は一旦少し落ち着いて→直線に向けて徐々に加速していく形。
今回は、極端に速かったという訳ではないものの、全体として見れば、前半は平均を上回る流れになっていて、そこで引っ張られながらも勝負所まで余力を残すためには、やはり一定の持久力が必要になった。
そして後半に関しては、(一旦溜めが入ってから→)ジワジワと加速していく中で、長い脚を使う形になっていて、適性的には末脚の持続力が問われた。
脚質的には、力のある先行馬は残っているものの、ある程度引っ張られつつ→緩急がつく展開…というところで、(芝ほどではないが)差し馬も一応浮上しやすかった印象。
(左右はこの舞台だけに、やはり内からロスなく進めた馬がハッキリと優勢になった)
この先に向けては、今回は一定の地力が問われたことは間違いなく、上位の力をまずは信頼したいところだし、それらの活躍に素直に期待したい。あとはコース取りなどの点で、細かい上げ下げを考えたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
レモンポップ
ミトノオーが最終的に控える選択をしたことで、道中で溜めを入れられたことは大きかっただろうが、個人的に懸念していた前傾マイル戦からの参戦…という点も全く問題にせずに、堂々と押し切って見せた。一言で言えば、格を示した…となるし、人馬ともに、その落ち着きには感服させられた思い。素直に拍手を送っておきたい。
これで引退。元々は7Fを中心に走っていた馬が、8Fはおろか、9Fも含めて国内G1負けなしの絶対王者に。芝で言えばモーリスのようなイメージの経歴だし、やはり、そういう存在…ということだろう。シンプルに、凄い馬だった。
ウィルソンテソーロ
中団の後ろから極力ロスのない競馬をして、直線で持ち出しつつ→しっかりと脚を伸ばしての僅差の2着。自身としては、この舞台でできることは全てやった…という印象で、川田Jも好騎乗だったし、これで負けたら仕方がない。
上位3頭が昨年と全く同じ…という中で、結果自体は変わらなかったが、昨年が無欲の2着というイメージだったのに対して、今年はちゃんと狙いすましての2着。力をつけていることは間違いないし、この先もう1つ上の結果を得られる可能性は十分にありそう。
上がいなくなっても、下の世代への対応も大変そうではあるが、注目していきたい。
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