2024年12月14日土曜日

阪神ジュベナイルフィリーズ@京都回顧(ラップ分析)2024


まとめ
  • 前半が速くなり、後半はギリギリまで待って→加速する展開。
  • 持久力(&切れ)が問われた。

阪神JF結果

アルマヴェローチェ1.33.4 34.3 07-09
ビップデイジー1.33.6 34.4 12-09
テリオスララ1.33.9 35.1 05-05
ショウナンザナドゥ1.33.9 35.2 03-03
スリールミニョン1.34.2 34.6 14-16
コートアリシアン1.34.2 34.4 17-16

天候:曇 芝:良
上り4F:46.9 3F:34.9
前半4F:46.5
12.1-10.6-11.5-12.3-12.0-12.0-11.5-11.4



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、スタートが速くなって、その分道中は少しだけ落ち着いた展開。勝負所もすぐにはペースが上がらず→直線でしっかり加速…という形。

今回の特徴は、まずは前半の速さ。
酷使されてきた馬場&レース前には小雨が落ちていたことを考えれば、しっかりと引っ張られた扱いになるし、やはり持久力が必要になった。

後半に関しては、直線に入るまでギリギリまで溜めつつ→一気に変化がついた格好で、適性的には切れということになるが、これもペース&馬場によって、力が残っていた馬だけが加速できた…という印象。余力勝負に近いレースだった。

脚質的には、引っ張られつつ→緩急がついた展開で、一応(外)差しに向いた雰囲気だが、後ろからでもちゃんとした脚を使えなかった馬も多く、結局は地力が物を言った。

この先に向けては、この展開なのでまずは上位の力を信頼して、それらの活躍に素直に期待したいし、あとは(コース取りの違いなどによって)その中での細かい上げ下げを考えたいところ。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

アルマヴェローチェ
ある程度流れに乗りつつも、道中はじっくりと進めて、後半はビュッとはこないものの、一完歩ずつ脚を伸ばしての勝利。展開や馬場の部分で体力勝負の方に傾いたことは大きかっただろうが、自身としても末脚の部分でしっかりと更新できているし、その実力はやはり認めておきたいところ。
来春に向けては、どちらかと言うとオークス向きのイメージにはなるが、今回の追走で自身が踏んだスピード水準も高くなっているし、桜花賞も含めて中心的な存在になる可能性も当然ありそう。しっかりと注目していきたい。



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