2024年12月14日土曜日

ターコイズステークス展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • ミドル~やや速い流れから、一旦溜めつつ→ある程度の加速が入る展開。
  • 切れ&持続力をバランス良く備えている必要がある。
  • 予想◎アルジーヌ

過去のラップタイム

2023 12.2-11.3-11.7-11.6-11.6-11.5-11.2-11.6
2022 12.3-11.3-11.6-11.8-11.6-11.7-11.4-11.8
2021 12.1-11.2-11.0-11.1-11.4-11.8-11.7-12.5
2020 12.0-11.3-11.2-12.0-11.8-12.1-11.9-12.3
2019 12.4-10.5-11.0-11.5-11.9-11.8-11.1-12.0
2018 12.3-10.8-11.1-11.3-11.5-11.8-11.7-12.2
2017 12.5-11.6-11.8-11.8-11.8-11.7-11.2-11.8
2016 12.4-10.8-11.4-11.8-11.9-11.7-11.9-11.7
2015 12.6-11.2-12.1-12.5-12.7-12.0-11.1-11.5

~OP時代~
2014 12.6-11.3-11.5-11.6-11.7-11.8-11.2-12.0

過去10年の平均ラップタイム
12.34-11.13-11.44-11.70-11.79-11.79-11.44-11.94
1.33.57 34.91-35.17



ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れで、道中は形としては一旦落ち着きつつ、勝負所である程度の加速が入る展開。

ここの特徴は、(本来向こう正面の下り坂によって締まりやすいはずの)道中が比較的落ち着いたペースで進む…ということで、普段の中山1600mのイメージをそのまま当てはめて考えると危険。

水準としては"緩む"という程ではないので、一定の持続力はやはり問われるのだが、適性的には、勝負所の変化に対応するための切れが必要になり、それらをバランス良く備えたタイプが中心にはなりそう。

そしてそのリズムから、距離短縮組の好走もよく見られて、スピード一貫&粘りという、マイル(or短距離)に特化したタイプの扱いには注意しておきたい。

※近年は、前半or道中の水準が上がってきている雰囲気なので、持久力の部分をある程度加味しつつ、適性的にも持続方向に少しシフトして考えるべきかも知れない。


好走の条件
・切れ&持続力をバランス良く備えていること



予想


◎アルジーヌ
前走・カシオペアSは、前傾の締まった展開の中で、自身も道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての勝利。その時のパフォーマンスで考えればここでも上位に扱えるし、内容としてもつながって良さそう。
結果もそうだが、数字的にもここ3戦はとにかく充実していて、今回は枠も内寄りを確保。勝ち切る可能性は十分にあっていいはず。期待しておきたい。

○ドゥアイズ
ヴィクトリアマイルは、厳しい展開の中で、道中からかなり脚を使いつつ→上がりをまとめての4着。改めて高い地力を示したし、ここでもやはり上位扱いになる。
外枠からどのような競馬をするのか?というのはあるが、タイプ的にこの手の(持続寄りの)舞台には合っている馬だし、やはり可能性は考えておきたいところ。

▲ワイドラトゥール
長岡京Sは、締まった展開の中で、自身は道中~上がりという脚の使い方から→最後をしっかり伸び切っての勝利。力を示したし、内容的にも距離延長につながって良さそう。
元々は桜花賞で0.3秒差の6着。世代トップクラスの中に入ってもしっかりと脚を伸ばしていた馬で、実力は普通に上位。注目しておきたい。

注フィールシンパシー
ここでは昨年2着。その時は後傾の展開での逃げ粘りだったが、その後の重賞でもしっかりと爪痕を残していて、力は示している。
前走・府中牝馬Sのパフォーマンスも、昨年のここへのステップ(紅葉S)と同じくらいの水準になっていて、状態も問題なさそうだし、好走の可能性は当然考えておきたい。

△ペイシャフラワー
2走前・納屋橋Sは、逃げて道中の締まった展開を演出しつつ→上がりをまとめての押し切り。踏んだ水準も高くなっているし、この舞台への裏付けとして十分な内容だった。
前走で控えて何の味も出ず…というところで、軽斤量にもなるここは積極策に戻るだろうし、前半の入り方次第では面白そうな存在。残る可能性は考えたい。

△ミアネーロ
秋華賞は、厳しい展開に引っ張られつつ、自身も道中から脚を使って→上がりをまとめての6着。一貫した展開になったフラワーCの内容と合わせて、地力はやはり上位。
大きなフットワークをするタイプなので、ここでの距離短縮がプラスに働くのか?というのはあって、その点で評価は控えたが、好走の可能性は当然考えておきたい。



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