2025年2月9日日曜日

きさらぎ賞展望(ラップ傾向&予想)2025


まとめ
  • 一旦落ち着く形だが、水準自体はある程度高い展開になる。
  • 持久力&末脚の持続力が問われる。
  • 予想◎リンクスティップ

過去のラップタイム

2024 12.8-11.3-11.5-12.2-12.4-12.2-12.0-11.1-11.3
2023 13.0-10.7-12.5-12.6-12.4-12.1-12.1-11.3-11.1-11.9 中京10F
2022 12.7-11.3-12.2-12.3-12.1-11.9-12.1-11.9-11.8-12.2 中京10F
2021 13.1-11.6-12.7-12.0-11.8-11.9-12.3-11.9-11.5-12.2 中京10F
2020 12.8-11.8-12.1-12.8-12.5-12.2-11.4-11.2-11.5
2019 13.0-11.3-12.0-12.3-12.6-12.4-12.0-11.5-11.9
2018 12.8-11.9-12.1-12.5-12.0-12.1-12.2-11.5-11.7
2017 12.9-11.6-12.0-12.5-12.6-12.4-12.2-11.7-12.2
2016 12.9-10.8-11.8-12.0-12.3-12.2-11.7-11.9-11.3
2015 13.0-11.6-11.7-12.6-12.7-12.1-11.7-11.6-11.6

過去10年の平均ラップタイム(2021~2023年は除く)
12.89-11.47-11.89-12.41-12.44-12.23-11.89-11.50-11.64
1.48.36



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見れば、前半はミドルペースで流れて、道中は一旦落ち着く展開となり、3~4コーナーで徐々に加速しつつ、上がりはある程度速くなる形。

このレースは、形としては緩む展開になっているのだが、この時期の馬にしては低くない水準で流れるため、追走部分で無駄脚を使わずにしっかりと余力(脚)を残す…という意味で、純粋な持久力が反映されやすい。

恐らくそのことが、このレースが距離の近い皐月賞よりも、ダービー&菊花賞へつながりやすい要因だと言えそうで、イメージとしては3歳秋の2400mくらいに捉えておきたい。

そしてその"持久力"という部分をクリアできることを大前提として、やはりこのコースなので、上がりでトップスピードを持続できる…という点を、適性面では重視したいところ。


好走する条件
・高い持久力を備えていること
・末脚の持続力があること



予想


馬場がどうなっているのか分からないが…、一応は地力重視で。

◎リンクスティップ
前走は、スタートで少し脚を使ってポジションを取りつつ、道中をかなり高い水準で進める形から→上がりをしっかりとまとめての完勝。高い地力を示した。
中身の良さを感じさせる馬で、持久力が問われてこそのイメージになるし、外回りで大きくゆったりと走っての前進も考えられる。期待しておきたい。

○ミニトランザット
前走・京成杯は、引っ張られる展開の中で、最後方から→大外を回す形での浮上。自身が道中で踏んだ水準も高くなっているし、地力を示した。
今回はどのような競馬になるのか?分からないが、図らずも両極端の位置取りを経験したことで適性の幅は見せているし、当然可能性は考えておきたい。

▲ウォーターガーベラ
シンザン記念は、引っ張られる展開の中で、自身も道中から脚を使いつつ→上がりをまとめての3着。コーナーはロスなく進めた格好だが、持続力を示した。
昨年、兄のウォーターリヒトも(舞台は違うが)同じレース3着から→ここで2着。示している(数字的な)パフォーマンスも似ているし…再現あるかも。注目したい。

注サトノシャイニング
東スポ杯2歳Sは、道中で溜めを入れる形で逃げつつ→上がりをしっかりとまとめての2着。相手は現状の世代トップホースだし、性能を示した。
地力の部分ではそこで裏が取れなかったので、今回も更新があれば…とはなってしまうが、馬体はしっかりしているイメージだし、前進を見せる可能性は考えておきたい。

△ショウヘイ
同舞台の前走は、まずまずの入り方から、道中は一旦溜めつつ→上がりはほぼ追わずに…という内容での押し切り。性能の高さを示した。
ここでは地力の部分で更新してくる必要はあるが、前走の競馬からは当然もう1つ前進できるはずだし、好走の可能性は考えておきたい。



- PR -

0 件のコメント:

コメントを投稿

- PR -