2025年3月8日土曜日

フィリーズレビュー展望(ラップ傾向&予想)2025


まとめ
  • 前半が速くなり、その後淀みなく流れつつ→最後は落ちる展開。
  • 持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎インブロリオ

過去のラップタイム

2024 12.0-10.7-11.1-11.2-11.4-11.7-12.0 33.8-35.1
2023 11.8-10.3-11.1-11.7-12.0-11.8-12.0 33.2-35.8
2022 12.0-10.5-11.0-11.4-11.5-11.7-11.8 33.5-35.0
2021 12.1-10.5-11.1-11.5-11.5-11.8-12.2 33.7-35.5
2020 12.0-10.4-11.0-11.6-11.5-12.0-12.5 33.4-36.0
2019 12.2-10.8-11.9-11.9-11.7-11.3-12.2 34.9-35.2
2018 12.3-10.3-11.1-11.7-12.0-11.9-12.2 33.7-36.1
2017 12.0-10.2-11.3-12.0-11.8-11.7-12.0 33.5-35.5
2016 12.2-11.2-11.6-12.2-11.7-11.5-11.7 35.0-34.9
2015 12.2-11.0-11.5-12.0-11.7-11.8-12.3 34.7-35.8

過去10年の平均ラップタイム
12.08-10.59-11.27-11.72-11.68-11.72-12.09
1.21.15 33.94-35.49



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半が速くなって、その後はある程度速いスピードを維持しつつ淀みなく流れて、最後少し落ちる形。

とにかくここは、この時期の牝馬としてはかなりのハイペースから→上がりの時計が掛かる、スプリントに近いイメージのレースになり、そうなれば当然持久力&持続力という要素が大きなウェイトを占める。

したがって桜花賞トライアルとして考えた場合、ここの展開にぴったり嵌ってしまうような馬だと、気性的な問題や勝負所での切れなどの問題で、本番では適性的に微妙…ということにもなりかねない。

つまりこのレースは、確実に地力の高さが測られるレースではあるが、桜花賞に向けては、届かないはずの位置から差し切ったとか、適性が合わないにも関わらず結果を出した…など、他とは明確に区別できる"スケールの大きさ"のようなものが見たいところ。

もちろんそのような形でFレビューを制するような馬は、本番でもかなり有力だと、逆説的には言えるのかもしれない…。


好走する条件
・持久力&持続力があること



予想


◎インブロリオ
前走・紅梅Sは、厳しい展開を好位から進めつつ→上がりをしっかりとまとめての2着。負けはしたものの、単独で見れば十分に高いパフォーマンスになっているし、脚の使い方としてもここにつながって良さそう。
今回、外枠に入ったことは気掛かりだが、現状そのリスクを引き受けても余りあるほどの妙味があるし、ここは積極的に推しておきたい。

○リリーフィールド
2走前・もみじSは、前掛かりな展開の中で、自身も高い水準のラップを踏みつつ→最後は周りの馬をしっかりと振り切っての完勝。地力を示した。
阪神JFに関しては、前半速い流れを番手から進めて厳しくなったが、ラスト1Fまではまずまず粘っていたし、細かく脚を使う走法的にも距離短縮はプラスに働きそう。
内枠からロスなく進めつつ→押し通す可能性は考えたい。

▲モズナナスター
阪神JFは、厳しい流れの中で好位から進めて、直線は馬場の悪い内を通りつつも→しっかりと粘りを見せた格好。最後は厳しくなったものの、力は十分に感じさせたし、内容的にも距離短縮のここにつながって良さそう。
無理をし過ぎず、平均的に脚を使うイメージの競馬ができれば、面白そうではある。

注ボンヌソワレ
前走・春菜賞は、前傾の展開の中で、番手から→上がりをまとめての2着。満を持した追い出しから→最後競り合いになって交わされたが、地力は十分に示した。
ここではもう1段高い水準での追走が問われるので、厳密には地力(の裏付け)を更新してくる必要はあるが、可能性としては考えておきたいところ。

△キャッスルレイク
未勝利戦は、立ち遅れて完全に置かれたところから、ハイペースで流れた前半で一気にリカバリーしつつ→上がりをまとめての勝利。軽斤量ではあったが、地力を示した。
前走・紅梅Sも、最後は苦しくなったものの、数字的には十分に高いパフォーマンスになっているし(だからこそのインブロリオ推し)、食い込む可能性は考えたい。

△ルージュラナキラ
前走・つわぶき賞は、前傾の厳しい流れを後方から進めて、自身は平均的に脚を使っての差し切り。一定の地力を示した。
デビューからの2連勝が、スローペースでの逃げと、ハイペースでの追い込み…なので、ハイペースを前から押し通す…的なここでどこまで出来るか?だが、やはり相手には。



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