2025年3月8日土曜日

中山牝馬ステークス展望(ラップ傾向&予想)2025


まとめ
  • ミドルペースから→淀みなく流れ、後半で少し変化がつく展開が基本。
  • 持続力(&切れ)が問われる。
  • 一定の持久力は欲しい。
  • 予想◎クリスマスパレード

過去のラップタイム

2024 13.0-12.0-12.4-12.2-11.9-11.3-11.9-11.7-12.6
2023 12.4-11.7-12.6-12.0-11.4-11.9-12.0-11.2-11.3
2022 12.1-11.7-12.4-12.2-11.8-11.6-11.5-11.7-11.8
2021 13.1-12.1-12.5-12.5-12.4-12.3-12.7-12.8-14.4
2020 12.7-12.0-12.3-12.0-11.8-11.6-12.2-12.3-13.3
2019 12.5-11.6-11.9-12.3-11.5-12.4-12.2-11.4-11.9
2018 12.5-12.1-12.3-12.3-12.1-12.3-12.0-11.5-11.9
2017 12.9-12.3-12.6-12.4-12.2-12.1-11.8-11.3-11.8
2016 12.8-12.7-12.9-13.1-12.2-11.5-11.8-11.6-11.7
2015 12.6-12.0-11.5-11.5-11.6-11.9-12.4-11.8-12.2

過去10年の平均ラップタイム
12.66-12.02-12.34-12.25-11.89-11.89-12.05-11.73-12.29
1.49.12 37.02-36.07



ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

ラップタイムを見れば、前半はミドルペース~やや落ち着いた流れで、道中は向こう正面からペースが上がる展開。そこから勝負所で少し緩急がつきつつ→最後は落ちる…という形。

ここの特徴は、まずは(この舞台らしく)レース全体としてラップの緩急の幅があまり大きくならないという点で、そうなれば基本は"持続力"となる。そしてそれを前提として、勝負所での変化に対応するための"切れ"を併せて備えていれば安心…といったところ。

また近年は道中の水準が高くなる傾向にあるので、やはり一定以上の持久力を持っている…ということも確認はしておきたい。


好走する条件
・持続力(&切れ)があること
・一定の持久力があること。



予想


◎クリスマスパレード
前走・中山金杯は、ジワっとハナに立って締まった展開を演出しつつ→直線もしっかりと粘り込んだ内容。結果は4着までだったが、最後は差し馬が浮上したレースだし、改めて力を示したと言える。
距離短縮してのこのレースでは、バランスとしてもう少し後半に傾いた脚の使い方ができるはずだし、前進を見せる可能性は十分。素直に期待しておきたい。

○シランケド
3走前・野島崎特別は、少し落ち着いた入り方をしたが、道中をかなり高い水準で進めつつ→上がりをまとめた格好。最後は際どく差されたが、そこで示したパフォーマンスで考えればここでも普通に上位だし、内容としてもつながって良さそう。
(無理はせずに)ある程度流れに乗る競馬であれば、可能性としては頭まで。

▲シンティレーション
不利もあったエリザベス女王杯はともかく、前走では重賞を制して、とにかく今は充実。
中山でも同じ舞台の東雲賞では、道中~上がりという脚の使い方で高いパフォーマンスを発揮しているし、適性面でも問題は見当たらない。
56kgの斤量&外枠というところでリスクはあるが、やはり可能性は考えておきたい。

注ジューンオレンジ
ディセンバーSは、締まった展開の中で、自身も道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての2着。ロスなく進めた内容ではあったが、最後はエコロヴァルツに唯一迫った格好だし、その力は認められる。
内寄りの枠から、今回も中団インを確保できれば、浮上してくる可能性はありそう。

△ミアネーロ
同舞台のフラワーCは、一貫した展開の中で、最後しっかりと持続させての勝利。秋華賞でも、厳しい展開に引っ張られつつ→浮上しているし、やはり力は上位の馬。
大きなフットワークをするタイプで、(結果を出しているとは言え)小回りのここがベストか?は微妙だが、今回も上手く捌けるなら。騎乗も含めて注目しておきたい。



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