2025年3月9日日曜日

弥生賞ディープインパクト記念展望(ラップ傾向&予想)2025


まとめ
  • ミドルペースから、一旦しっかり落ち着いて→徐々に加速していく展開。
  • 切れ&末脚(トップスピード)の持続力が問われる。
  • 予想◎ミュージアムマイル

過去のラップタイム

2024 12.5-10.7-12.0-12.8-12.4-12.2-12.1-11.7-11.4-12.0
2023 12.3-11.2-12.4-12.6-12.5-12.3-12.1-11.6-11.5-11.9
2022 12.7-11.6-11.9-12.5-12.4-12.4-11.8-11.5-11.4-12.3
2021 12.7-11.6-12.4-13.0-12.9-12.6-12.3-11.6-11.0-11.9
2020 12.7-11.4-12.1-12.3-12.6-12.6-12.6-12.5-11.8-12.3
2019 12.7-11.7-12.5-12.5-12.4-12.3-12.2-12.1-12.3-12.6
2018 12.5-11.0-12.5-12.8-12.7-12.4-12.8-11.7-11.0-11.6
2017 12.4-11.4-12.8-13.2-13.4-12.7-12.3-11.9-11.4-11.7
2016 12.5-10.5-11.3-12.2-13.0-12.8-12.5-12.5-11.3-11.3
2015 12.5-11.4-12.3-12.4-12.7-12.0-12.1-12.1-11.9-12.4

過去10年の平均ラップタイム
12.55-11.25-12.22-12.63-12.70-12.43-12.28-11.92-11.50-12.00
2.01.48



ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペースで流れ、道中は一旦しっかり緩んでから、向こう正面~勝負所に掛けて徐々に&大きく加速して行く展開で、そのままラストまである程度のスピードを維持する形。

この舞台では、基本的には道中で息の入れられる展開になるため、終いの部分で如何に主張できるか…というのが重要で、適性的には、機動力と末脚の持続力を備えたタイプが浮上しやすい。(ただし道中の水準が高くなるパターンもあるので、一定の持久力を示している馬の方がやはり信頼はできる)

また本番を見据えた場合、皐月賞は前半-道中-上がりの全てにおいてこのレースよりもかなり高い水準になるので、ここで突き抜けられるくらいの能力を備えていなければ、なかなかつながりにくくなっている。

したがって弥生賞→皐月賞の連勝があり得るかどうかは、本当にその馬が歴史的名馬かどうか…を考えれば、ある程度容易に分かることなのかも知れない。


好走の条件
・切れ&末脚(トップスピード)の持続力を持っていること
・(一定の持久力を備えていること)




参考資料

(動画リンク)


出走馬の好走ラップ(テスト)



土曜のラップ&傾向





予想


◎ミュージアムマイル
黄菊賞は、道中を高い水準で進める形から、勝負所で前をスイープしつつ→押し通しての勝利。未勝利戦でも、道中さらに高い水準のラップを踏みつつ→伸び切って勝利しているし、その性能&地力はここでも普通に上位扱いになる。
前走・朝日杯FSも、(道中緩んだ展開ではあったが)立ち遅れて→リカバリーする競馬からしっかりと格好をつけたし、とりあえずは素直に期待しておきたい。

○ナグルファル
新馬戦は、落ち着いた入り方をしたが、道中から脚を使いつつ→上がりをしっかりとまとめての勝利。初戦ということを抜きにしても(初戦としては異例の)高い水準だったと言えるし、その地力は十分に認められる。
次のエリカ賞では、後半部分でもっと上げる形で完勝して、性能面の裏付けを更新しているし、それらの合わせ技でここでも普通に戦えそう。しっかりと注目しておきたい。

▲クラウディアイ
京都2歳Sは、道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮しての3着。直後のホープフルSでも崩れずに掲示板を確保したし、その地力はここでも上位に扱える。
新馬戦では、後半徐々に→直線でしっかり上げる形で性能も示しており、前哨戦の展開で前進する可能性も十分。注目しておきたい。

注ジュタ
ホープフルSは、まずまずの水準から→後半長い脚が問われる展開の中で、直線も食らいついての4着。一定の地力を示した。
東京の新馬戦では、レース全体として変化のついた展開で勝利していて、このレースへの適性も悪くなさそうだし、好走の可能性は十分あって良さそう。注目。

△ファウストラーゼン
ホープフルSは、後方から向こう正面で一気に動きつつ→直線も粘り込んだ3着。競馬は違うが、未勝利戦でも同じような脚の使い方で勝利しているし、その持続力は確か。
(マイルとは言え)新馬戦の上がり勝負で全く主張できなかった点が、前哨戦のここでは気になるが、積極的な競馬から→粘り込む可能性は考えておきたい。

△ヴィンセンシオ
葉牡丹賞は、引っ張られる展開の中で、自身も前半から脚を使いつつ→最後伸び切っての勝利。持久力&持続力を示した。
新馬戦の、13秒台がたくさん並んだ流れから→直線だけ上げた内容をどう捉えるか?だが、後半の性能部分がやや未知数なので評価はここまでだが、一応注目はしたい。



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