福島競馬場のコースの特徴&ラップタイム
※ラップグラフ中の( )内はサンプル数です。
※特別に記載のない限りは古馬(3歳上&4歳上)500万下~OPの平均です。
※ラップの集計期間:2015年~2018年
芝1200m |
point
◆好位差し優勢。他も満遍なくだが、唯一追い込みは難しい。
以前はハイペースからの→粘り勝負に特化したような舞台だったが、近年の馬場の良化で、上がりが止まらないコースに変貌した。◆枠は内~中枠が基本だが、外も悪くはない。 ◆持続力&一定の持久力が問われる。 適性的にも、やはり一定の持久力は問われるものの、スピード持続力という要素の重要性が増している。 特にクラスが上がると、前半のペースが次第に頭打ちになるため、上がりをしっかりとまとめる…ということが、より強く求められて、位置取りも好位の方にシフトする傾向がある。 |
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芝1800m |
point
◆差しが狙い目。逃げ切りもある。
ミドルペースで入り、道中以降は淡々と進みながらも、仕掛けが早くなる。全体としての緩急はあまり大きくならず、レースを通して持続する力が必要。◆中枠中心。極端な枠は良くない。特に最内は悪い。 ◆持続力に特化したコース。切れ味自慢危険。 さらにクラスが上がると、道中の水準が目に見えて高くなるので、(昇級戦などでは)流れに耐えられるかどうか?の見極めが特に重要になる。 切れ味で勝負するタイプの馬は脚を溜められずに不発となる可能性があるため、その手の馬の取り扱いには注意したい。 |
芝2000m |
point
◆好位差し有利。次いで先行。
1800mと比べると、最初の直線が長くなる分、前半が少し速くなり、そこで引っ張られることで、後半部分で持久力が問われることになる。◆内枠有利。外枠不利。 ◆持久力&持続力が問われる。切れ味自慢危険。 またその中でも、仕掛けは相変わらず早く、当然持続力が必要になるが、ラスト1Fが落ち込みやすいため、脚を使い切ってから→粘れるかどうか?が重要。大きなフットワークをしているタイプなど、惰性が効く馬が(穴的に)好走するパターンも良く見られる。 |
芝2600m |
point
◆好位差し有利。次いで逃げ、先行の順。追い込み"必死"。
これだけの距離なので前半は少し落ち着いた流れになり、形としては基本的に上がり勝負寄り。その点で、ある程度好位にはつけておきたいところ。◆枠は基本満遍なく。最内はやや悪い。 ◆末脚の持続力が必要。 また3コーナーからは、スパイラルカーブの影響で緩むことなく速い流れになるので、そこからはどれだけスピードを維持できるか?の戦いとなる。末脚の持続力がない馬では、最後まで持たない可能性が高い。 |
ダ1150m |
point
◆逃げが基本。次いで好位差し、先行の順。
芝スタートで、このコースでの短距離戦という部分で先行争いも激しく、前半がかなり速くなる。ラップは一直線に減速していく形が基本で、相当な持久力が問われることになる。◆内枠有利。他も一応満遍なく。 ◆相当な持久力が必要。 これだけ厳しい展開なので、差しや追い込みも来ない訳ではないが、現状では下級クラスのレースのみ施行されているため、速い流れの追走によって後ろもなかなか脚が残らない。⇒結果、好位が押し切るパターンの方が多い。 |
ダ1700m |
point
◆好位差し&先行中心。次いで逃げ。
前半からかなり積極的な流れとなり、道中もあまり緩まず、後半の仕掛けも早くなる。常にタイミングの早い、かなり前掛かりな展開で、最後はどこまで粘れるか?という戦い。当然高い持久力(&一定の持続力)が問われることになる。◆中~外枠が基本。内枠は悪い。 ◆持久力(&持続力)が問われる。 この展開でも、仕掛けを待つような差しはあまり決まっておらず、とにかく地の強さを競う、ガチンコ勝負のコース。 |
ダ2400m |
point
◆持久力が問われる。
施行数が少なく、ハッキリとした傾向は言いづらいが、スタートがある程度速くなって、後半も早仕掛け&一気に脚を使い切るような展開。この距離なので当然ではあるが、高い持久力が問われる。枠的には、一応中~外枠優勢…かも。 |
補足 |
福島は、スパイラルカーブを描くコーナーが特徴的なコースで、それ故に3(~4)コーナーが速く流れやすい。 その点が、芝&ダートともに、特に中距離以上のレースでの仕掛けの早さにつながっていて、適性的には(切れよりも)持続力に優れたタイプに向く。 また直線を向いたときに馬群がバラけやすいので、差しなどの脚質でも不利を受けづらい特徴もある。 |
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